狂氣かな斷念といふ矜恃持ち
狂氣かな斷念といふ矜恃持ち唯只管に己に我慢す
獨りにて夕餉食べてしショパン聽く葬送流れて故親嗤ふか
ユモレスク流れ耽るは過去未來取り殘さるは今の吾のみ
獨りゐて鬱たる氣分抱へてはアルヴォ・ペルトの莊嚴な調べ聽く
春一番内なるものが蠕動すそれに喰はれて闇に溺れる
抑うつに吾が肉體堪へられずへばりて横になる外なければ
落下する意識横目に魂魄は昇るつもりが地にへばり付く
獨りにて夕餉食べてしショパン聽く葬送流れて故親嗤ふか
ユモレスク流れ耽るは過去未來取り殘さるは今の吾のみ
獨りゐて鬱たる氣分抱へてはアルヴォ・ペルトの莊嚴な調べ聽く
春一番内なるものが蠕動すそれに喰はれて闇に溺れる
抑うつに吾が肉體堪へられずへばりて横になる外なければ
落下する意識横目に魂魄は昇るつもりが地にへばり付く