木枯らしの吹く夜の寒さ心まで 積 緋露雪 3か月前 木枯らしの吹く夜の寒さ心まで染むる侘しさ独り噛みしむ 冬将軍お構ひなしに蹂躙す頗る寒く吾嚔くさめする 煌煌と満月昇り月天心その輝きが照らす襤褸の吾 朔風に吹き払はれる塵芥ちりあくた吾の無明は更に深まり 煙草呑み吐く紫煙に交ざりてや白き息をば寒さで消えず