Site icon 積 緋露雪俳句集

吾を追ふほど

吾を追ふほど闇深くなる冬の夜

 

棄つるほどの吾ありやハロウィンの夜に

 

存在の哀切滲みる煮大根

 

屈辱を春雨打たれ吾は知る

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